春の文化週間

 「春の文化週間」

と勝手に名付けまして
今日名古屋で開催されていた「ゴッホ展」に行ってきた。
僕の先輩もわざわざ長野の葛飾北斎館に足を運んでいることからやはり「春の文化週間」は間違っていない笑
ゴッホの代表作といえば「ひまわり」油彩画で明るいイメージのあるゴッホだが 元々オランダに住んでいた駆け出しのころは違った。
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画家として描き出し始めた頃は
色合いは黒みがかった色が多く、背景や肖像画に関しても暗いイメージが先行する。
少しずつアートの世界で認められ始め、オランダのニューネンからフランスのパリに移住したことで、色彩や技法にも変化が現れる。この時、時代の流れや見る人たちの価値観が変わり始めたことを感じるのだ。
それに伴い、色彩が明るく油彩画もはっきりと描くようになる。またジョルジュ・スーラやシニャックが確立した「新印象派」の代表的な手法「点描画法」なども取り入れたり、様々な手法で表現をした。
油彩画や絵画を描くときはドローイングといって筆でなぞって描くの一般的だ。
この「点描画法」とは、筆先だけを使い、点を描き、点だけでひたすら描き、絵を仕上げるのだ。
なかなか根気のいる描き方だと思うが、点描画法にすることで絵画の印象が全然変わってくる。
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↑これが「点描画法」で描いた絵だ。
さらにパリから自然豊かな南仏のアルルへと移住して、絵の表現により明るさが増した感じを受けた。
経験を重ね、時代の変化やゴッホ自身の成長が絵の変化に表れていたのだ。
住む場所や出会う人、生きる環境によって僕らの価値観や思考回路が変わるように、ゴッホも移り変わりや人生経験によって色彩や手法が進化していったのだと思う。
僕は油彩画が一番好きだ。油彩画には独特の世界観があり、何とも言えない引き込まれる感じだ。(あるキ〇コを食べた時と同じ感覚になるからかも笑)
絵画の凄さは平面図であるのに奥行きがあり、象徴的であり、立体的で その世界そのものがそこにはある。 ちなみにゴッホは生涯を掛けて太陽を良く描いたと言われている。 太陽を崇拝して神として崇めたと。
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あの独特な神々しさは太陽を崇めていたからこそ、代表作「ひまわり」が生まれたと思う。
ゴッホの世界観から時代の流れを感じ、そしてアートの素晴らしさを 身をもって体感する一日であった。
To be continue

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