~ほぼ地球一周旅~第十章「フィナーレ」
ペルー旅のまとめ
今回の旅は見るもの感じるもの、ふと降りてきたことなど、全ての体感を自分の学びと経験として味わい尽くし、日々のjourny日記として書き記した。
人生で南米大陸やペルーなどすべてが初体験。
触れるもの食すもの言語すらも新鮮だ。
この新たな地は刺激的でわくわくする。
地球に生きていると実感できる。
この始めてばかりの経験は、自分の底力を進化させてくれ、魂が震える喜びを感じるのだ。
ペルーに来て、心の豊かさを教え込まれた。
今生きている豊かさが、その人の人生を創り、資本や物質にとらわれない本当の心の在り方が人生を創る。
それを深く深いところで教えられた。
今回のペルー旅のメインであった
5000年続いたインカ帝国に伝わるシャーマンの儀式「アヤワスカ」
その礎を築いた一族、シピポ族のシャーマン。
様々なご縁があり、様々な出来事があり、すべてを乗りこなし「今」この瞬間まで人生のストーリーが創られてきた。
一瞬の無駄なく、「今」この瞬間までだ。
だからペルーにも無事にたどり着くことができ、シャーマンの儀式も遺跡巡りも、そして強烈な解毒草「ピョンコロラド」にもご縁をいただけたのだ。
今生きてこうして、日記を書けていること
呼吸ができていることすら
全てに感謝が溢れてくる。
そして全てが愛だ。
今着ている服も、座っている椅子も、誰かが作った。
呼吸ができている身体も空気も、草や木、水や雲。
地球も太陽も地球も、すべて愛から生まれ、愛でできている。
この地球は「愛の訓練プログラム」の場だ。
愛の循環を起こして、愛を増幅させて、愛のレベルを高める訓練場である。
「アミと小さな宇宙人」というベストセラーの本に書かれている通りの世界がこの世界だ。
全てはうまくいっているからこそ、愛ある行動をすることで更なる愛を生む。
大切なことは自分に対して正直に謙虚に生き、自分が良くないと思うことをしないことだ。
そして「核なる自分」を見つけ、しっかりと自分の進む道を信じることだ。
今ままでやってきたこと、感じてきたこと、伝えてきたことのすべての集大成であり、再確認できたと感じる旅でもある。
自分軸を持つことが大切であると常々感じてきたことだが、80億人のたちが地球には住み、一人一人違う世界で生きているのだから、他人軸の影響を受けても仕方がない。
ましてやこれほどまでに情報に溢れ、いつでもアクセス可能になった時代だからこそだ。
それを肉体的にも精神的にも植え込まれた感覚だ。
実際のところ
約4年前からずっと楽しみにしてきた「アヤワスカ」であったが、それより強烈だったのが「ピョンコロラド」だ。
今回の旅のキーワードは「陰と陽」
陰陽の統合が人生をより豊かな世界を創り出す。
中庸であることだ。
このピョンコロラドをきっかけに
丸5日経った今も解毒が続いている。
(いつになったらこの解毒は終わるかと、日記を書いている今も感じている笑)
解毒が強烈すぎて、食事から栄養がほぼ摂取できないため、身体の動きがゆっくりで息切れがしやすい。
その分、常にファスティング覚醒状態と同じだから、五感が冴えわたる。
そして人生とは、数奇であると感じることがある。
この覚醒状態を維持した状態で迎えるのは、与那国島の秘祭である。
元々飛行機のタイミングからカナダで二日間過ごす予定であったが、飛行事故によりカナダ滞在が無くなり、日本に着いてすぐ与那国島へと向かうのだ。
ふと思うのは、今までの人生がすべて与那国島に導かれるためのプロセスだったのかとも感じる。
4年も楽しみにしていた出来事が、それより更なる強烈な出来事を生み、その出来事により
心身共に今まで溜まった毒を出し切り、完全に生まれ変わったのだ。
その状態で迎える新たな扉。
その扉を開くのは、いつでも一歩の行動。
そして覚悟だ。
「終わりは始まり」
さて新たなJournyも全て受け入れて
この愛溢れる美しい地球を存分に楽しみ味わい尽くす。
今から長いようであっという間の
カナダまでのフライトを楽しみ尽くす。
(途中カンクンでカリブ海を堪能できるプチイベント付き)
ずっと移動を繰り返していると、
ふとあるとき自分が一体どこいるのかわからないときがある。
これが自分はどこにも存在しておらず、ここにいることを自分で決めて存在しているということの証だと認識している。
つまりこの世界は地球版リアルRPGであり、時間的概念が存在しておらず、自分をどこのレイヤーに存在させるかで、自分の「今」の現在地と存在価値が決まる。
日本行きの飛行機を乗ると、日本語が通じて日本語のアナウンスが聞こえる。
なんか懐かしいような体がまだ受け付けていないような感覚となる。
できればもっと遠くの日本語外のところへ行きたい。
三年ぶりの海外へ出て感じたのは、根本的に刺激的な経験が自分の喜びとなるを感じる。
生きている、という実感があるのだ。
どんな国かも文化も、右も左も何もわからい国や場所へ行くと、一つ一つダンジョンのようにクリアしていく必要がある。
この今までの経験と知恵を最大級活用して乗りこなしていく。
この全身で日々を生きていく姿勢が何より楽しい。
見慣れた地や出来事にはない、刺激的なわくわくがあるのだ。
それらを久しぶりに味わい尽くさせていただいた。
そのおかげ様で本来の自分を再度思い出させてくれて、更にはアップデート進化して、日本に戻る。
まだまだ定住は考えていないが、定住するならやはりご飯の美味しい国が良い。
メキシコや東南アジアのように食べられない食事ばかりだと、正直生きるのが大変だ。
家があり料理をする場合であれば、その地の新鮮な野菜やフルーツを使ったご飯を作るのだが、まだ先になりそうだ。
一度は炊飯器を持って移動する生活を考えたが、今は糖質を基本的に最低限にした生活をしているため、お米を食べる機会が大分減ったからだ。
またしっかりご飯を味わっていく時期が来るかもしれないが、その時はまたその時考える。
南米に行って思ったのは、EUの方々は結構グルテンや動物性にこだわりを持っていることから、次の定住先はEU圏(きっとスペイン)になりそうな直感が生まれた。
来年どこかでスペインには、一度来訪したいと考えている。
とりあえずどんな街なのか、そしてどんな美食が待っているのか、体感しに行きたいのだ。
いよいよ動き出す2023年が始まるからこそ、今のうちに「核なる自分」としっかり対話して未来の自分道を創り出す。
未来に目標フラグを立て、今一歩ずつ確実に歩を進める。
過去の自分と今の自分の大きな違いは、落ち着いてこの状況を観察して楽しめていること。
更には確実に一歩ずつ進めていく、という大切さを学んだことが何より進化している証であろう。
今までだとすぐにアドレナリンジャンキーが興奮して、未来の自分と今の自分を投影して一気に走り出す。
すると自分の想像していた未来と現実のGAPに驚き、歯車がうまく回らない。
失敗した分だけで成長するとは、失敗したことで自分のどこが問題だったのかを反省するから自分を見つめ直して、新しいく成長進化していける。
この過程があったから今の自分が創り出されて、落ち着いて物事を観察できている。
本当にありがたい。
成長や様々な氣付きを与えてくださった方々にも、そしていつも見守り温かく支えてくれている方々にも感謝だ。
もちろん、今までの自分にもこれからの自分にも、エーリッヒフロムの本にも「最大の自己愛」=すべての人類への愛へと通ずると書いてある。
まさしくその片鱗を感じる。
本氣で自分に感謝できるなら、周りの人すべてに対して最大の感謝ができる。
今回フライトだけでの距離で約33000kmを旅したことから、地球一周が約4万kmであるからほぼ地球一周して、戻ってきたのだ。
陰と陽の波を生き、統合して新しく生まれ変わって戻ってきたということだ。
そう考えると地球は本当に面白く、一周するたびに進化するようにプログラムされているのかもしれない。
これは距離的な問題ではないかもしれないが、移動距離も少なからず影響してくる。
人生の経験値がその分追加されるからだ。
これは自分の生涯を懸けて研究するテーマでもありそうだ。
移動距離がある人は、より地球を俯瞰しやすくより豊かで生きているのか。
人それぞれ価値観や概念が違うから答えがまとまらない氣もするが、移動民族のデータを何かしらの形で取っていきたいと思う。
移動民族だけを取材した本も面白いかもしれない。
その際はもちろん移動民族たちと対談して、様々な秘話を聞き出したい。
(結果自分を持った様々な方と話がしたいのである笑)
移動民族であるから、世界各国に現地集合できるからそれも面白さの一つでもある、と感じる旅でもあった。
To be continued
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