安定という名の束縛

 「五黄の寅」年

36年に一度にしかこない、十二支と九星術で最も運勢の良い年と言われており、それが今年2022年だ。
そんなこともあり、今年に入ってから非常に物事が進むのが早い。
それは社会の動きも含め私事の動きは早いのだ。
今まで滞っていたものがストッパーを外したかのように、一気に動き始めた。
とても良い傾向であるのと同時に落ち着いて物事を処理することが必要となる。
落ち着いて物事を判断できないとせっかくうまく進んでいることが、変な方向に進んでしまう。
そんな経験は人生生きていれば必ず経験していると思う。
冷静に判断しなかったために、大きな損失を出してしまって反省することがある。
あの時、冷静に判断していれば、こうはならなかった。
あの時、、その時、、、
挙げだしたらキリがない。
その反省を次に活かすことができれば、結果的によかったと思える。
それが大事なことだ。
また同じミスをしていたら、成長していないので、その失敗を学んでいなかったことになる。
人生の新たなスタートが始まり、興奮状態にある自分がいるのと同時にとても冷静に俯瞰して物事を見ている自分がいる。
そんな不思議なパラレルの二面性を体感している2022年始まって半月だ。
この半月で、色んな出来事があった。
親戚集まっての会食、新事業のための内覧、地元の友人の結婚式、年末ケガした膝を精密検査、そして熱田神宮へ初詣など。
そんな中、6歳から付き合いのある(約20年)友人の結婚式で乾杯のスピーチをしたのが一番印象が強い。
友人の一生に一度の晴れ舞台である結婚式のスピーチは久しぶりに緊張した。
乾杯のスピーチではあったが、両家親戚一同集まっているのであまり変なことは話せないが、かといってありきたりのことを話しても面白くない。
そして友人代表としてしっかり伝えたいことは伝えたい、そんな色んな感情や思考が入り混じる。
一番伝えたいことはなんだろうと考えていた時に思ったのは、「安定という名の束縛に縛られてほしくない」
ということだった。
収入の安定、仕事の安定、生活の安定、心の安定など。
収入が安定することで生活が安定するので、心も安定する。
人生において安定すること良いことであると思う人もいる。
しかしその安定が人生をストップさせている可能性もある。
毎月これだけの給料がもらえれば、他にしなくてもよい。
変なことをしなければ死ぬまで安定的に暮らすことが可能。
などと考えている人もいるだろう。
それはそれでその人たちにとって幸せであるのかもしれない。
人生は一度きりで、毎日一生に一回しかやってこない。
そんな限定的で限りある人生において、その安定が死ぬときに笑って最高の人生だったと言えるのか。
人はいつか死ぬ。
死ぬときはこの世にある物質すべて持っていくことはできない。
当たり前のことかもしれないが、その当たり前のことを自分の人生に当てはめてる人がどのくらいいるのだろうか。
安定な暮らしはとても良いことであるが、それに縛られて、この一度きりの人生をその瞬間に訪れる大切な毎日を無駄にいてほしくない。
どうせ死ぬなら冒険してやりきって笑って死ぬ。
そんな人生を歩んでほしいと一番に思ったので、
「安定という名の束縛にどうか縛られないでほしい」
と乾杯のスピーチで話した。
より一層自分の人生は冒険して面白い地球を作っていこうと
そう思える幸せいっぱいな友人の結婚式だった。
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