~ほぼ地球一周旅~ 第四章「豊かさとは何か」

 2022年11月10日 ピサック朝

ピザ釜のようなサウナに入り、自然の中で整っていた時に思ったのは


地球を愛してる


この言葉がいきなり自分の内側が現れた。

色んなところへ行き、様々環境、文化、人種、とにかく触れられるもの、感じられること、できる限りのことを日々生きている中ですべてを行なっている。


その全てに地球と共にあり、地球があるから、今の僕らが存在できる。


ピサックのサウナ後の整い中にふと思う。


そして3日ぶりのベッドで牡牛座満月と共に爆睡して

素敵な朝を迎えた。


朝ピサックの街を散歩中に

ペルー人の朝ご飯を観察していると

地元の定食屋さん?ご飯屋さん?のようなところで、お米?日本でいう炒飯?のようなものを食べていたので、

こっちは英語、ペルー人はスペイン語で、会話は成り立っていなかったが、一口食べたかったので、手を差し出したら、スプーンを用意してくれて、食べさせてくれた。


餅米のようにモチモチしたご飯で、色はターメリックライスなのだが、ターメリックライスとはまた違う。


自分の食や生き方は好奇心で生きていると

感じたピサックの朝だ。


美味しいや美味しくないは、それぞれの感性であるため、関係ない。

どんな味がして、ここの人たちはどんなものを食べているのか、興味があったから、一口いただいたのだ。


自分の感覚で感じて、ペルーのことを知りたいという好奇心が朝の行動をさせたのだ。


どこの地にいて、どんな人たちがいても、順応して生きていけると感じる、ピサックの朝でもあった。


時はピサックの町散策へ。

この町は、スピリチュアルな町なだけあって、色々なものが売っている。

シャーマンの儀式に使われるハペの道具ラペや沢山のハペ、マジックマッシュのサイロシビンカプセルや香木のパロサントなど、今の自分達にはとても面白い品ばかりだ。


久しぶりに海外での買い物をしているので、色々な物に興味が出て、わくわくする。

買い物自体、久しぶりでこんなにわくわくした買い物は、本当に久しぶりだ。


導かれるように、ハペとラペを買い、今夜は瞑想ハペタイムが生まれる。

今回買ったハペは、チャクルナの葉入りの強烈なハペであるため、強烈なトリップができそうで楽しみである。


ラペもmade fromパロサントなので、ペルーならではのパロサント旅が続く。


「ハぺ」とは何か軽く説明をすると、

植物を粉々にした粉で、それを鼻にセットして一気に吹き、脳天まで突き抜けるように吹き込む。


いわゆる鼻からタバコを入れるような感じだ。

そこで使われる道具が「ラぺ」である。

ちなみに慣れていないと強烈な電撃が脳天を突き抜けるので、この刺激は刺激症候群にはたまらない。


一瞬で雑念を飛ばして、真空状態へと導いてくれる、シャーマンの儀式に代々伝わる伝統的なアイテムだ。


一度youtubeとかで調べるとどんな概要かイメージできるので、興味がある方はぜひ。

(初体験は約4年前。吹いてもらった後約30分くらいはずっと脳に電撃が走り続けていた、最初の衝撃はいまだに忘れない笑)


ハぺやラぺ、パロサントめぐりはとても楽しく、買い物の楽しさを思い出させてくれた、ピサックの町に感謝する。グラシヤス


ビーガンカレーとの出会いもあり、

訪れたことのない新しい町、文化、自然、など全てが新鮮であり、自分の内なる魂が震える好奇心のままに、体が動く。


新しい町や文化、出来事に触れることで本来の持つ魂の喜びを認識できる。

自分の生き方にはこれが合っているのだとピサックの町、クスコの遺跡巡り、などを通して実感する。


ピサックの町探索が終わり

10日午後 舞台はピサック遺跡へ。


ピサック遺跡は標高3500mにある、天空の遺跡だ。

あのマチュピチュより標高が高く、世界でも有数の遺跡であり、歴史が隠されているためほとんど文献が残っていない。


なぜこんな標高の高いところに遺跡があるのか。

日にちを計算する「インティワタナ」がこんな標高の高いところにあり、さらに言えば、石段が綺麗に積まれて、生活していた爪痕が今なお残る。


不思議だ。

スペイン人に侵略されるまでは、ここで生活をしていた山岳民族であり、今の現代の技術を持ってしてもなかなか作ることのできない場所と技術がこの遺跡にはある。


昔の人は、今より能力や技術などより優れていたと感じる。

過去が未来であり、歴史は繰り返す。


昼のハペ屋といい、夜ご飯の場所といい

今回音楽にも導きがある。


夜ご飯屋さんに

ギター持ったお兄さんが入ってきて

いきなり歌い始めた。


豊かさとは何か。

生きるとは何か。


色々と考えさせられる。

これが今を生きる、人たちの生き方だ。


ギターを弾いて歌を披露して、チップをいただく。

生きる能力であり、これが仕事である。


自分のやりたいように仕事をして、自分の生活を形成する。

人間の本来持つ豊かさが、そこには投影されており、その姿を見せていただき、豊かさを再度教えてくれた分のお礼としてチップを渡した。


そこのヴィーガン料理屋さんはとても美味しく、ペルーにきて一番美味しいご飯屋さんだ。

また生きる豊かさを実感する出来事でもあり、心身共に充実した時間であり、朝の買い物と午後の遺跡巡りも含めて、全てが充実したピサック散策の一日だ。





To be continued

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